目次
あなたの夢は伊勢で実現しよう
セカンドライフの期待と不安
遠い将来だと思っていた老後。
多くの人は、長年の仕事を終えてリタイアしたときに、
その老後が自分の現実になりつつあることを感じるようです。
そのとき、まず最初に頭に浮かぶのは、
「さて、これからどう暮らしていけばよいのだろうか?」
という戸惑いではないでしょうか。
「さあ、これからは趣味を思う存分楽しむぞ」
「やっと、やりたかった事ができる」と思う人もいれば、
「蓄えだけで暮らしていけるだろうか」
「仕事がなくなって、毎日どう過ごせばいいんだろうか」
と不安を抱く人もいるかと思います。
これまで慣れた暮らしが一変し、新たな暮らしが始まるのだから、
期待と不安が入り混じった、さまざまな思いが頭に浮かぶのは当然のことです。
老後の暮らしの一番大きな変化は、
仕事や子育てを中心にした生活から、夫婦二人のことを
中心とした生活に変わることです。
昔は、歳をとったら子供の世話になるという常識でしたが、
いまでは、「子供の世話にならず夫婦で自由に暮らしたい」
という人が多いように、老後感は変わってきています。
では、夫婦二人で、これからどのような暮らしを
していけばよいのでしょうか。
その選択肢はたくさんありますが、
どのような暮らし方を望むにせよ、
期待と不安の中で、新しい暮らし方を模索しながら、
楽しく暮らせる道後、生きがいのある老後を実現したいものです。
住宅と生活環境の大切さ
リタイアをキッカケに、これまで暮らしていた所から、
別の場所に移り住むことを考える人はたくさんいます。
その理由は、「家が古くなり老後を暮らすには不便」
「のんびりと暮らすには環境が良くない」
といったことから、「好きなことができる場所で暮らしたい」
「持病のために暖かいところで海を眺めながら暮らしたい」
等々、さまざまです。
住まう環境の良し悪しは、歳と共に変化していきます。
たとえば、働き盛りのときには便利だった住環境も、仕事中心から夫婦中心の
暮らしに変わってくると、不便さが目立つようになってきます。
夫婦二人でクラスには家が住みにくくなったとか、
外に出ても車が多くてのんびり歩けないとか、
これまでは気にならなかったことが、歳を重ねるごとに
気になりだしてくるのです。
興味深いデータがあります。
内閣府が、60歳以上の人たちの生活について国際的に調査したものです。
この調査によると「現在住んでいる住宅についてどう思うか」
の問いに、日本は「満足している」34.9%でした。
ちなみに、アメリカは79.3%、ドイツ74.5%、フランス68.4%でした。
老後を暮らす最も大切な住宅に対する満足度が、
日本と欧米ではこんなに違うものです。
では、「住んでいる地域の環境」に対する満足度はどうでしょうか。
日本は、住んでいる地域の環境に満足していると答えた人は
31.9%でした。
アメリカは77.8%、ドイツ71.8%、フランス65.3%の人が
満足と答えています。
老後を暮らす住宅も、周辺の環境も、日本はとても遅れていることが
よく分かります。
それでも、贅沢を言わないで、これで良しとしようというのが、
これまでのセカンドライフの考え方でしたが、
この数年、そうではなくリタイアしたら老後を快適に暮らせる
場所に移り住みたいと積極的に考える人が、
かなり増えてきています。
リタイアした人たちの沖縄移住ブームや、
今の家とは別にリゾート地などにもう一軒の家を建てて、
二つの家で暮らすマルチハビテーション・ライフのブームも、
その特徴的な現象といえます。
暮らす住環境によって、セカンドライフのあり方はかなり違ってきます。
こうありたいと願う暮らし方を実現するためには、
まず「どこで暮らすか」という選択が大きな決め手になってくるといえるでしょう。
老後は伊勢暮らしがいい
では、どのような環境の場所で暮せば、
より快適な暮らしができるでしょうか。
お勧めは、自然に囲まれた「伊勢」です。
老後の住環境について、いろんなタイプの
地域と比較してみても、伊勢はとび抜けて優れているのです。
その理由はたくさんありますが、
第一にあげたいのが、
「健康的な暮らし」ができるということです。
伊勢には、自然がたくさんあります。
木々の緑や、小川のせせらぎ、四季折々の草花、
小鳥のさえずりー、そんな光景に触れると、
心が和み、都会暮らしで忘れていた何かを思い出させてくれます。
それだけではありません。
豊かな自然に触れながら暮らすということだけで、
自然は心身に健康を与えてくれます。
きれいな空気、おいしい水が身体に良いことはいうもあでもありませんが、
この他に、自然の恵みはたくさんあります。
たとえば、木の香りには疲労回復に効果のある物質が含まれており、
ストレスを癒やしてくれます。
緑色の草や木の葉からは、脳にやさしい波長が出ていて、
心のやすらぎをもたらしてくれます。
ただ、自然に囲まれて暮らすというだけで、
日々、このような効果を享受できるのです。
こんなに観光的な生活ができて、美味しい海の幸で
健康な食事ができるのは、伊勢をおいて
他にはありません。
また、自然は健康効果だけではなく、
いろんな楽しみを私たちに与えてくれます。
季節の花が咲いた、海に沈む夕日、四季折々に
新鮮な驚きや感動を与えてくれる何かを、
自然はいつもプレゼントしてくれます。
そして、このように日々感じたことを、夫婦の間で
語り合うことができるのも、自然の大きな恵みの一つです。
住宅と生活環境の大切さ
「歳をとったら、のんびりと田舎暮らしをしたい」
という言葉をよく耳にします。
実は逆で、体験者に聞くと、都会暮らしの方が
暇を持て余してしまうことが多く、
田舎に移り住むとやることがたくさんあって
忙しいという感想を述べる人がたくさんいます。
作家の曽野綾子さんは、東京から群馬県・赤城山の麓に
移住して田舎暮らしをしていますが、
趣味や、地元で親しくなった人たちとの活動などで、
とても多忙だそうです。
それでも、したいことがたくさんあり、
その忙しさを含めて「東京ではこんな贅沢は絶対に味わえない」
と語っています。
自然豊かな伊勢で暮らすと、たとえば、
「落ち葉を掃除して焚き火をしないと」
「庭の雑草が伸びたから、お父さん刈ってよ」
「山菜を採りにいこうよ」
「近所から栗をもらったから剥いて栗ご飯をつくろう」
「今日釣った魚を刺身で食べよう」といったように、
都会では想像もしなかったような家事や雑事が、
頻繁にあらわれてきます。
その上、新しい趣味を覚えたい、
都会の友だちを呼んでバーベキューパーティをしたい
といった楽しみにも挑戦したくなるから、
とてもノンビリとはいきません。
また、そうしたいという気持ちになれ、
より楽しみたいという意欲が湧いてくるのも
伊勢暮らしの不思議な魅力の一つです。
いろんな伊勢暮らしがある
ある調査によると、都会に住む人の約60%が
「老後は田舎暮らしをしたい」という願望を持っているとのこと。
ただ、それを実現できる人はよいのですが、
種々の事情によって移り住むことが
できない人もたくさんいると思います。
そのような人にお勧めなのが、マルチハビテーションです。
これは複数の住居をもって、
そのどちらにも住むという感覚で、
二つの住環境を楽しむ暮らし方です。
たとえば、東京で暮らしていて、
たまたま伊勢旅行に行き、こんな所で毎日海を眺め、
獲れ立てのサザエやアパ貝でBBQできる暮らしが
できたらいいなと思ったとします。
こんなとき、現実を振り返って考えると、
諸事情で東京から移り住む訳にはいかないからと、
たんなる「あこがれ」だけで諦めてしまうのが普通だと思います。
そうではなく、そのどちらにも住んでみよう
という発想がマルチハビテーション・ライフです。
伊勢にも家があれば、寒い冬は、
暖かい伊勢で獲れ立ての魚でBBQを楽しむ暮らし、
暖かくなると東京に戻って子供夫婦や孫と暮らすといったような、
あこがれの暮らし方が可能になります。
また、セカンドハウスを利用しない時期は、
Rvilla(貸別荘)として運用することで、
毎月の収入を得ることもできます。
実は、このマルチハビテーションは、
欧米ではごく普通の熟年夫婦が行っている
ライフスタイルの一つであり、
めずらしいものではありません。
日本人は、定着意識が強いため、このような発想は、
金持ちの別荘ライフと思われていた傾向があり、
注目を浴びることはありませんでした。
ところが、高齢化が進み、
新しい価値観を持つ団塊の世代がリタイア時期を迎えて、
にわかに注目を浴びるようになりました。
また、政府も、これからの時代の高齢者の
新しいライフスタイルの一つとして、その普及に力を注いでいます。
海の近くで暮らしたい、山の見える所がいい、
釣った魚を捌きたい、近所にゴルフ場がある所で
ゴルフ三昧の暮らしがしたいといった夢があるけど、
いまは移り住むことが難しいといった場合、
とりあえず住まいを確保して
マルチハビテーション+Rvilla(貸別荘)ライフを楽しみ、
事情が許すようになると都会から伊勢へ
移り住むといったことも一つのアイデアです。
このマルチハビテーションの良いところは、
それぞれ異なった住環境の良い所取りができること、
もう一つは、本当にあこがれの地かどうかを
実際に住みながらテストできるという点にあります。
また、この方法の簡易版といってよいアイデアとして、
暮らしたい田舎で、家を借りて夫婦で1、2ヶ月ほど
暮らしてみるという方法や、
同じ希望を抱く人たち何人かで別荘を共同所有して、
マルチハビテーションを楽しむという方法もあります。
住み馴れた土地を離れて伊勢暮らしを始めるのは、
不安も付きまといますが、このような方法なら、
気軽に実行できるのではないでしょうか。
伊勢暮らしは、これからますます
ブームになっていくことが予測されています。
超高齢社会になるにつれ、経済重視から、
心の豊かさや夫婦二人の暮らしを重視する方向へと
関心事が移行してくるからです。
その意味では、伊勢という住環境は、
老後を暮らすのにプラスに働く条件がたくさん揃っています。
ただ、そうは言っても、都会暮らしに慣れた人が、
いきなり田舎暮らしをして失敗するケースがたくさんあるのも事実です。
そこで、スムーズに伊勢暮らしを実現する秘訣、
失敗しない伊勢暮らしのコツを、次ページ以降にまとめています。
伊勢暮らしを検討される際の大切なポイントなので、
ご参考になると思います。
ここがポイント.1
自分に合った伊勢暮らしの選び方
意外に難しい伊勢の宅地選び
田舎暮らしにあこがれていても、
いざ本当に田舎暮らしを実施するとなると、
その場所探しは意外と難しいものです。
移住ブームで、沖縄・白浜・伊勢に注目が集まっていますが、
たとえば「田舎暮らしは伊豆でしたい」と決めていても、
伊豆の海辺なのか、高原なのかで迷ってしまう人が多いようです。
田舎暮らしにあこがれていた頃には、
漠然としたイメージでよかったのですが、
「さあ、どの場所に決めようか?」ということになると、
何らかの選択基準がないと、決め兼ねるのは当然のことです。
そこで、田舎探しの第一のポイントは、
「場所選びの基準を明確にする」ということです。
たとえば、ゴルフ三昧の暮らしがしたいという目的であれば、
近場にゴルフ場がある所という基準で探すことになります。
このように、田舎暮らしで一番やってみたいことを必須条件にあげて、
それから他に希望する条件を決めていくと、
場所を選ぶ基準が明確になると思います。
「ゴルフをした後は、海を眺めながらビールを飲みたい。
家内は、山菜狩りをして料理をするのが夢と言っている」
というのであれば、山があり、ゴルフ場があり、海がある場所
「伊勢」というように、かなり具体的に候補地を絞ることができます。
すべてを満たす理想の住環境は、ありません。
田舎だからこその不便さもあります。
田舎であっても、20分圏内に、
お買い物ができるスーパーや病院がなければ、
都会から移り住むことは困難です。
したがって、これだけは満たしたいという選択基準を決めて、
その上で、他の希望もかなえられるか、
ないしは、この希望は捨てるといった選択をして、
候補地を選んでいくのが現実的であり、田舎探しに失敗しないコツです。
伊勢だからできる暮らし方
伊勢暮らしの目的は、自然を楽しむとか、
土いじりを楽しむというだけではありません。
いろんな目的で伊勢の長所を活かした暮らし方ができます。
たとえば、持病を持っている人や、
身体が弱くて病気をしがちな人は、
まず、きれいな空気とおいしい水、
そして新鮮な食材がある所で暮らすのが良いことは
言うまでもありません。
「山のある所で暮らし始めたら、喘息がでなくなった」
「胃腸の調子がよくなって病気をしなくなった」
といった話をよく聞きます。
このような健康的な環境を求めて、
病気を治すことを目的に伊勢暮らしを始めている住民の方もいます。
釣ってきた魚と獲れ立てのサザエでBBQ、
自宅の庭に露天風呂をつくって楽しむといった、
都会では考えられないような贅沢ができます。
また、都会では思うように楽しめない趣味を
存分に楽しみたいと伊勢暮らしを決める人もたくさんいます。
その代表例が「陶芸」「自家菜園」「日曜大工」など、
ある程度広いスペースが必要な趣味を持つ場合です。
これも贅沢な話ですが、伊勢の土地は安いため、
自宅に隣接した土地を購入して、陶芸室、木工作業場をつくったり、
自家菜園にすることができるのです。
このように、都会ではできないことを伊勢という環境に求めると、
案外に簡単に実現できることは趣味以外にもたくさんあります。
いろんな視点で伊勢ならではの特徴を見直してみると、
「これこそ老後のマイライフ」という暮らし方が
見つかる可能性もあると思います。
伊勢だからできる自分の店
「リタイアしたら手打ち蕎麦の店をやってみたい」
「ハーブを栽培して、できたら自作品を売るハーブショップも経営したい」
といった仕事に関する夢も、伊勢だからこそ実現できるということがあります。
費用が安くて店が持てる、競争が都会ほど厳しくない、
良い材料が身近で入手できるなどのメリットがあるからです。
また、市町村ではこのような移住や起業を応援してくれる制度が
いくつかあるため、都会は無理でも、
伊勢では実現性がかなり高くなります。
心配は、商売が成り立つかどうかですが、
人もめったに通らない辺ぴな田舎で手作りのパン店を開いたら、
遠方からも車で買いにやってくるお客がいて、
午前中に売り切れというケースもあります。
伊勢の方が車社会が発達しているため商圏は想像以上に広く、
また情報が伝わりやすいため宣伝もそんなに必要がないといったように、
伊勢には都会とは違う市場条件がたくさんあります。
この違いを理解すれば、しゃれたフランス料理店や、ギフトショップなど、
田舎の固定イメージから飛び抜けた商売も十分に可能です。
実例として、ハートランド内では
ファイナンシャルプランナーの川上雅道様(46歳)も、
一階を手作りシフォンケーキ&カフェ、
二階をRvilla(貸別荘)として建築をしています。
また、分譲地でオープンした洋食Pito様は、
一階を店舗にして、二階をお住まいにしています。
地元の人よりも体験者に聞こう
購入する候補地が決まったら、現地を訪れて視察と
情報収集をすることになりますが、このときのポイントは、
都会からその地に移り住んでいる人を訪ねて、
体験談と住んでみた感想を聞くことです。
「都会から移り住んだ当初は、夜中が暇で仕方がなかったけどね」
「ツバメが玄関に巣を作ったときは、無事に育つようにと私も夫も夢中になって」
「隣の人は、元教師だった人で、楽しそうに絵画教室をやっているわ」
といった話が聞けるからです。
失敗談、成功談、こうした方がよいという教訓などを聞いて、
参考にすると、より伊勢暮らしの実際のイメージが浮かぶことと思います。
また、地元の町役場を訪れて、都会からの移住者に対する優遇制度や、
受け入れ態勢を聞くことも大切なポイントの一つです。
ここがポイント.2
伊勢で暮らす宅地の選び方
宅地探しに迷わないために
伊勢暮らしの候補地がある程度絞れると、
次は、住まう土地を探すことになります。
土地探しの第一のポイントは、
やはり伊勢での暮らし方に何を望むかです。
格的な農業をやりたいという人は、
村の人々に教えを乞うたり、共同作業もあるため、
村の中に居住地を求めるのが理想です。
ただ、多くの人は、農業をやりたいのではなく、
伊勢にある自然や、都会のようにコセコセしないで好きなことを楽しんだり、
のんびりと健康的な暮らしを求めているのだと思います。
このような人たちには、大型の分譲地が理想的です。
その理由は、いくつかありますが、最大の利点は、
長年の間に確立された伊勢の習慣やルールに縛られない
独立した自由空間であるということです。
田舎暮らしに失敗する多くの場合、
地域社会に溶け込めないことが最大の原因になっています。
都会暮らしが長かった人たちにとって、田舎の習慣に馴れたり、
新参者として確立された人間関係の中に溶け込んでいくのは、
なかなか大変なことです。
大型分譲地の場合、そこで暮らす人々の多くは、
都会から移り住んできた人たちばかりなので、共通の話題も多く、
都会のライフスタイルのままで気軽に暮らすことができます。
「田舎暮らしはしたいけど、田舎者にはなりたくない」という人がいましたが、
田舎暮らしを希望する多くの人たちの心理は、その通りだと思います。
そして、その通りの暮らし方ができるのが、大型分譲地の長所なのです。
たとえば、小さな分譲地だと隣近所だけで一つの地域になり、
付き合いも窮屈だし、何かと不便が生じる場合があります。
大型分譲地だと、分譲地内に住民がたくさん住んでいるので、
お互いに自由気ままに暮らしながら、住民同士の交流も気軽にできます。
ハートランド伊勢の規模があれば、一つの街としてのコミニュティができるので、
余分な心配をしないで安心して移り住むことができます。
安心して暮らせる環境
このような大型分譲地で暮らすメリットは、まだたくさんあります。
たとえば、セキュリティもその一つです。
分譲地内は、独立した街になっており、その中にある道路は私道です。
そのため、人や車の出入りを、ある程度監視することができます。
また、ハートランドロッジ(管理事務所)もあり、
不審な出来事が起きた場合の対処も可能です。
また、災害等で道路が壊れたり、
ゴミ収集場所が散乱したりといったトラブルに関しても、
大型の分譲地だと管理がしっかりしているので、きちんと対応してくれます。
初めての土地で暮らすとき、何よりも不安なことは、安心して暮らせるかどうか、
また、地域に溶け込んで上手く付き合っていけるかどうかです。
この心配をしなくてよいのが、他の土地と違う特徴です。
伊勢の小さな分譲地というのは、選んだ後に、
「こんなに住みづらいとは」と思っても、
すぐに買い替えはできないので我慢するしかありません。
その失敗をしないためには、土地そのものよりも、周囲の環境や、
暮らす場合の安心さにポイントをおいて選ぶことが大切です。
付け加えれば、REIWAリゾートGROUPの分譲地の場合には、
土地の売却や他の地域への買い替えについても
相談に乗ってくれる制度を管理センターには、設けています。
宅地ではなく暮らしを買う
土地を買う目的は、土地を所有することではなく、
その土地での「暮らし」を買うことです。
「空気がいいので朝の散歩が楽しそう」
「日当たりが良いので、小さな菜園を作ったら楽しそう」
「ここなら誰にも邪魔されずに読書三昧ができそう」
といったように、
自分がこうしたいという希望どおりの暮らしが実現できそうな条件を、
その土地が満たしているかどうかで、土地の良し悪しが決まります。
その条件は、人それぞれの暮らし方のイメージで違いますが、
一つだけアドバイスをするとしたら、
「伊勢暮らしは小さな土地がいい」ということです。
土地が広いと、庭をつくることができるので、
できるだけ広いほうが良いと思われがちですが、
伊勢暮らしの場合は違います。
都会と違って、周囲は自然だらけです。
自宅専用の庭をつくって維持管理するよりも、
家のまわりの自然はすべて自分の庭だと思えばよいのです。
もちろん、
「庭にゴルフ練習場をつくりたい」
「庭をお花畑にしたい」
「日曜大工の作業場が欲しい」
といった目的がある場合は、それに必要な広さが欲しいと思いますが、
そうでない場合は、夫婦二人が住む家を建てられる広ささえあれば十分です。
小さな土地は安い価格で入手できるし、
また、土地の維持管理が容易にできるというメリットがあります。
特別に広い土地が必要な場合を除いて、
伊勢暮らしの土地は小さいほうが何かと便利なのです。
土地選びについて、もう一つ付け加えるとすれば、候補地の周辺、
あるいは出歩ける圏内にどのような楽しみがあるか
ということを調べてみることです。
これは自分で調べることもできますが、良い情報は、
そこに移り住んでいる人たちに聞いてみるのが一番です。
大型の分譲地の場合は、住民同士の趣味サークルや、
管理会社のイベントといった目に見えない楽しみもあります。
このような情報を得て、その土地で暮らす様子を想像してみましょう。
そして、楽しそうな想像が頭の中で広がっていくとしたら、
そこが自分たちの伊勢暮らしにふさわしい土地といえると思います。
・ 注意点として、理想の土地を探して9年目というご夫婦の奥様が
「リタイア後は田舎で暮らそうと土地を探し始めましたが4年前にリタイアしました。
9年も探しているけど、あの時気になった土地を購入していたら今頃ね…」
と語ってくれました。
自分が考えている条件を51%満たしている土地は、そうないそうです。
ここがポイント.3
伊勢暮らしの楽しみを探す
新しい楽しみを探そう
伊勢は、都会ほど刺激的な出来事はそんなにありません。
一日の流れも緩やかに過ぎていきます。
その心地よさも都会では味わえないものですが、
何か楽しみがないと馴れが生じて、
毎日が単調に過ぎていく懸念も十分にあります。
伊勢暮らしには、都会にはない楽しみがたくさんあります。
その中から自分に合う楽しみを見つけると、
本当に伊勢に移り住んでよかったと思えるほど毎日が楽しくなると思います。
その楽しみを見つけるポイントの一つは、豊富な自然に目を向けることです。
自然の中には、楽しみを与えてくれるキッカケがたくさんあります。
たとえば、山や林の中を歩いていると、
四季折々に咲くいろんな花を見つけることができます。
その花の名前を図鑑で調べているうちに、
花探しのハイキングが趣味になった人がいます。
また、押し花や花のスケッチが趣味になり、
楽しみになったという人もたくさんいます。
星が、あまりにもきれいなので、
天体望遠鏡を買って眺めているうちに天体観測の趣味を得た人もいます。
四季折々の自然に少し好奇心を持って目を向けていると、
このような楽しみを発見できる機会が、いくらでも目の前に現れてきます。
もう一つのポイントは、「何か作ってみよう」
「何かを育ててみたい」と思ってみることです。
このような目で周囲を眺めていると、
思いもかけない楽しみを得ることができるかも知れません。
「庭に朝顔が一杯咲いたら、毎朝眺めるのが楽しみになるだろうな」
「孫が来たときに遊べるよう小さなブランコがあれば喜ぶだろうな」
「あの木に巣箱があれば、小鳥が住み着いて子育てを始めるかも知れない」
といったように、何か思いついたことがあれば、
それを気軽な気持ちでやってみることです。
新しい楽しみや趣味というものは、ちょっと気持ちが動いて、
気軽に始めたことがキッカケになることが多いものです。
自然豊かな伊勢の住空間には、このような楽しみの種がたくさんあります。
それを一つでも二つでも見つけて、
その楽しみを自分のものにすることができれば、
伊勢暮らしはさらに充実したものになります。
思いっきり贅沢をしよう
伊勢暮らしをすると、お金の代わりに手間暇をかけて
「贅沢」できることがたくさんあります。
あり余る時間を使って「手間」と「暇」を楽しみながら、
贅沢をしようというのが、伊勢暮らしを満喫するもう一つのポイントです。
露天風呂でビールを飲みたいと、
庭の土を掘って手作りで露天風呂を作った人がいます。
奥さんが「定年後に暇を持て余していた主人がこんなことを始めるなんて」と、
目を丸くしながら作業を眺めていたそうです。
また、「お花畑に囲まれた家に住むのが少女の頃の夢だった」
という奥さんが、家のまわりに花の種をたくさんまいて、
「花が咲くのも楽しみだったけど、育てる毎日が楽しくて仕方がなかった」
と話してくれたこともあります。
伊勢暮らしには、このようなことを、夫婦二人でのんびりと
手間暇かけながらやってみようという気になる雰囲気があります。
都会暮らしの友人からみたら、うらやましいほどの贅沢です。
このような贅沢ができるのは、自然の中で暮らしている、
のんびりと時間を使える、必要な空間が十分にある、
何かをしたいという気持ちになれる環境がある——
といった伊勢ならではの環境条件が整っているからです。
都会では我慢していた楽しみを
都会暮らしでは、住宅事情や周囲の環境のために、
したくてもできないことがいくつもあります。
それを思う存分にやってみたいと伊勢暮らしを始める人もいます。
都会のマンションに住んでいたご夫婦で、ピアノが趣味のご主人が、
「30年間、いつかはピアノが弾ける家を持ちたいと思っていた。
伊勢だとそれができる」と、
奥さんを口説いて定年と同時に海辺の伊勢に移り住みました。
グランドピアノを買って、毎日、好きな時間に、
誰にも遠慮せずに演奏を楽しんでいるそうです。
長年の夢をかなえたご主人の満足そうな笑顔を眺めながら、
「主人の演奏に、つい歌を口ずさんでいることもよくあります」と、
奥さんも幸せそうに語っていました。
やはり、「書道教室をやりたいけど、都会では費用がかかり過ぎて」
と思っていた人で、伊勢の分譲地に小さな家を建てて移り住んだ人がいます。
週3日間、分譲地に住む人や地元の人を生徒に書道を教えていますが、
みんな友達になって、いまでは自宅に生徒が入れ替わり
遊びに来るようになり毎日賑やかだそうです。
これも、都会では考えられない贅沢の一つです。
都会暮らしではできなかった楽しみ、マンション暮らしでは
諦めるしかなかった楽しみが、
伊勢という環境の中で実現できるかも知れません。
セカンドライフという新しい人生は、楽しいこと、
夢だったこと、したくてもできなかったことにチャレンジできる人生です。
そのチャンスを伊勢暮らしで見つけることができれば、
本当におもしろい暮らしができると思うのです。
現役で仕事をしている間は都会で暮らす
将来、定年後に伊勢南志摩に住むための家を建てて
一定期間を貸別荘で運用したいといった理由で
貸別荘経営システム「Rvilla」に参加するケースが多く、
未経験者のためのコンサルティングから家の建築工事、
及び貸別荘の運営代行まで一貫して自社で行っていることにあります。
このようなシステム例は他に見られない
ビジネスモデルとして各方面から脚光を浴びており、
オーナー様の色々な不安を取り除く決め手になったと、
Rvilla経営を始めた人たちから高い評価を頂いています。