空海ゆかりの千光寺

空海の「立体曼荼羅」の聖域。
観光を楽しみながら、ご利益も元気も授かる神仏のささやきを感じる。

願掛け詣で

お寺めぐりの「新スタイル」

「お遍路」とは、元々は弘法大師(空海)の足跡をたどり、
四国八十八ヶ所の霊場を参拝する旅です。

お遍路の目的は、自分探しや開運・縁結びなど様々。
巡礼者が持つ笠には、「同行二人」という文字が書かれており、
一人は自分、そしてもう一人は空海(お大師様)を意味します。
つまり、お大師様と自分自身との二人で巡礼の道を歩く、それがお遍路なのです。
千光寺には気軽にプチお遍路体験ができるよう順路を設けています。

あっという間にお遍路参りができる空海の「立体曼荼羅」のテーマパークです。

もちろん「インスタ映えも」グッドで 今、お寺女子に密かな人気スポットです。

空海ゆかりのフォトジェニックな白浜温泉のお寺

今!話題のプチお遍路参り

あなたの誕生「月」の観音様を廻る立体曼荼羅で
空海(お大師様)とまったく新しい「お遍路体験」ができる

あなうれし、行くも帰るもとどまるも、
我は大師と二人連れなり

千光寺の入り口には後ろ姿の空海(弘法大師)像があります。
空海像の正前に建立されている大日如来石像を中心とした空間(立体曼荼羅)は、
世俗と離れた仏様の世界です。
「同行二人」つまり空海と二人で一緒に、プチお遍路を廻る姿を観じてください。

観光地ということもあり、海外から訪れる参拝者も多くいらっしゃいます。
ご自由に境内を巡り、楽しみながら真言密教の世界に触れていたければ幸いでございます。

大日如来さま

空海を開祖とする真言密教の「根源仏」で、
宇宙そのものであり全ての徳を備えた最高位の存在です。
大日如来の「大日」は偉大な太陽という意味で、
いついかなる時も私たちを見守ってくださり、
迷い悩む人々に、不動明王や、千手観音さまに
変身して助けてくださる唯一無二の尊い仏様です。

2月の観音さま 千手観音さま

人々を迷いの中から救済し、悟りへと導く観音様です。
災難を避ける、寿命を延ばす、病気を治す、夫婦円満、
恋愛成就などの御利益があるとされています。
特に、夫婦の仲が悪くなった時に
お参りすると良いとも言われています。

【真言】 オン・バザラ・タラマ・キリク・ソワカ

3月の観音さま 聖観音さま

空海の真言密教では、
観音菩薩は大日如来が変身なされた姿と言われています。
普通、観音さまと呼ばれるのはこの「聖観音」です。
苦難除去、現世利益、病気平癒、厄除け、
開運、極楽往生などとても幅広いご利益があります。

【真言】 オン・アロリキヤ・ソワカ

5月の観音さま 准胝観音さま

准胝観音は、多くの仏を誕生させた仏の母とされ、
慈悲深い清浄をもたらす観音様。
修道者守護、無病息災、延命のご利益があり、
真言を唱えると安産や子供が授かるなどの功徳があります。

【真言】 オン・シャレイ・ソレイ・ソンデイ・ソワカ

7月の観音さま 十一面観音さま

十一面のお顔には、
それぞれ悟りの境地を表す「仏面」
救済を行う者としての性質を現す「菩薩面」
慈悲と厳しさで衆生を戒める「瞋怒面」
清らかな行いをする人々を励ます「狗牙上出面」
衆生の悪を吹き飛ばす「大笑面」があります。

【真言】 オン・ロケイジンバラ・キリク・ソワカ

9月の観音さま 大慈眼観世音菩薩さま

「世界人類の平和」を祈願、
約8メートル、こがね色に輝く「慈眼」とは、慈悲の心を持って私たちを
見つめる菩薩様のやさしい目を意味しています。
根源仏である大日如来が「大慈眼観世音菩薩」に
姿を変えて、私たちを見守っておられるのです。

11月の観音さま 如意輪観音さま

死後の六道の世界である
「地獄」「畜生」「餓鬼」「修羅」「人」「天」
を輪廻転生する人々に、六本の手を差し伸べ、
苦しみから救済するといわれています。
人が生きていくために望むことを
全て叶えてくれるため、祈願する人が絶えません。

【真言】 オン・ハンドメイ・シンダマニ・ジンバラ・ウン

正しいお参りの作法

今人気の『空海』と一緒に廻る「梅」洗心園のプチ「お遍路」

1.空海像と一礼

空海像の右(東)横に立ち、大日如来像へ向かって合掌したままお辞儀し、
女性は右足から、男性の場合は左足から右手の千光寺本堂へ
向かう自然石の階段の方へ進みます。

2.心しずかに合掌

階段の左右の菩薩様にお辞儀をして、階段を上がり、
改めて胸の前で合掌したままお辞儀をし、お賽銭は投げずにそっと入れます。
鈴を鳴らして真言「ノウマク・サマンダ・バザラダン・カン」を
3回唱えてから願い事を唱えます。

3.悪縁切り不動明王

本堂に向かい左手の順路に進み、右手にある厄よけ、
良縁結びの「悪縁切り不動明王像」の前にある手水舍で手や口を清めます。

4.手の作法

柄杓を右手に持ちたっぷりと水を汲んで左手を清めます。
柄杓を左手に持ち替えて右手を清めます。
再び柄杓を右手に持ち左手で水を受けて口をすすぎます。
改めて左手を清めます。
残った水で柄杓の柄を清めて元の場所に戻します。

5.煩悩を捨て去る

左手へ進むと大きな「煩悩捨壺」があります。
その壺の中へご自身の抑えきれない欲望や邪心を、
頭の中で唱えながら捨てます。

6.ご祈願

そして正面にある「大慈眼観世音菩薩」の前で一揖(軽く一礼)し、
胸の前で合掌したまま祈願します。
終わると一礼します。

7.願掛けの七周参り

願掛け参りをされる方は、さらに「七周参り」(合計八回)を行います。
願掛け参りの一周目は「自分の誕生月の菩薩様」。
二周目は「今月の菩薩さま」に祈願します。
そして三周目は「先祖への感謝」。
四周目は「両親への感謝」。
五周目は「家族への感謝」。
六周目は「先輩や知人、友人の笑顔を思い浮かべて」。
最後の七周目は、洗心不動明王の「洗心水」を身体の悪い所に少しかけて、
願望成就を念じながら廻ります。
そして、願掛け「七周参り」を終えた後に、
本堂に改めて願い事をしてお勤めは完了します。
合掌

空海ゆかりのお寺は「幸」に出会える処

•自分の誕生月の観音様に出会える。
•白浜温泉のプチお遍路体験もできる。

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